【小学生の保護者向け】競泳大会の全体像

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競泳選手コースで大会に出始めると、数ヶ月おきに大会が開催されます。

・1年の間にいつ大会があるの?

・家族旅行等、計画を立てるならいつがいい?

・家庭の他のイベントとの両立は可能?

家族の中で選手コースの子供の予定に合わせて予定を組むこととなります。

1年通してみると、結構忙しい。

実際に大会に参加するとこんなことになるという保護者目線で解説していきます。

競泳選手コースに入ったら、家族の協力も不可欠です。

年間スケジュールを立てようにも、いつ大会があるのかが分からないと予定が立てられない。

年間どんなスケジュールで動けば良いか考えてみましょう。

本記事を読むと得られること

・1年の中でどんな大会があるかわかり予定を立てやすくなる

・季節ごと大会出場に向け気をつけることがわかる

選手コースに入りたての方は、将来こんな感じになるというイメージを持ってもらえるでしょう。

それではどうぞ。

目次

1年を通した大会のイメージ

小学生が参加できる大会の全体像です。

開催地域ごとに異なりますが、大まかには次のようなイメージです。

季節代表的な大会特徴
春季地区大会
春のJOC本大会
大会の数はそこまで多くない。環境が変わる時期。
市町村開催大会
夏のJOC予選会・本大会
標準記録を突破すると大会が集中する時期。
クラブによっては夏の合宿など集中練習がある。
中高生のメイン大会と重なるので、初級小学生の場合は大会数が減る可能性が高い。
秋季地区大会水泳以外にも音楽会・運動会などイベントが重なる時期。
大会と重複しないようスケジュール管理が重要。
冬季地区大会
春のJOC予選会
年明けからコンスタントに大会がある。
寒い時期なので体調管理に注意。
年末年始はクラブによっては集中練習がある。

都道府県水泳連盟のHPに年間の大会スケジュールが出ており確認ができます。

水泳は夏にメイン大会が来ますが、中高生の試合が集中します。

小学生の場合、夏に開催される大会が少ないため、選手コースに入りたての場合は、春・秋・冬にかけて大会に参加することとなります。

最初は、新年の大会や春季大会など、冬〜春にかけての大会に出ることが多かった

小学生でも出場可能なJOCは春と夏に開催されます。

レベルが上がると夏の大会が増えてきます。

今では7〜8月にかけての大会が多く大会が集中するようになりました。

春の大会(3〜5月)

新学年に上がる時期で冬場の練習の成果が試される時期です。

春の大会例

春季地区大会

春のJOC

春季の大会は学年が上がる時期で、環境の変化に慣れることが必要な時期です。

入門地区大会があったり、GW明けに大会があります。

GW明けに大会がある場合、所属クラブによっては直前の集中練習が組まれることがあります。

我が家はGWは毎年練習合宿なので、GWに家族で出かけることはありません。

夏のメイン大会に向け練習を強化していく時期です。

春の大会参加に向け気をつけていること

  • 学年や学校が変わり、慣れない環境なので、子供に無理をさせない
  • 生活リズムが変わりがちな時期なので、規則正しい生活を送り、大会までの体調管理を徹底する

夏の大会(6〜8月)

メイン大会が開催される時期です。

参加標準記録がある全国レベルの大会が開催される時期です。

暑い時期なので夏バテに気をつけながら日々の生活を送ることが大切です。

また、大会が続くので体調管理に注意が必要です。

夏の大会例

・市町村主催の水泳大会

・都道府県選手権大会

・夏のJOC予選会・本大会

市町村の大会は学年ごとに組み分けされることもあり、普段と違う雰囲気の大会が開催されます。

毎年この時期の大会が楽しみ

中高生の大会(中体連の大会、高校総体)が開催されるので、小学生向けの大会は意外と少ないです。

選手コースに入りたての時は、参加できる大会が意外と少なく、我が家では夏場のことをオフシーズンと呼んでいました

夏の大会参加に向け気をつけていること

  • 夏より前の大会で標準記録を切ることが必要
  • 出られる大会が増えると体力勝負になるので、日頃から十分な睡眠を取る
  • 夏バテしないようしっかり食事を取り栄養補給をする
  • 水の中でも汗をかくので、レース前後に水分をしっかり取る

秋の大会(9〜11月)

この時期はそこまで大会が多く無いため、落ち着く時期と言えるでしょう。

ただ、この時期は、子供の運動会や音楽会などのイベントがある時期なので、イベントが重なる可能性があります。

秋の大会例

・秋季地区大会

複数習い事をしている場合はイベントの重複に注意が必要です。

ピアノの発表会と競泳の大会が被った時は、午前中に1本レースに出てから発表会会場へ直行しました

1本集中して泳いでベストタイムが出て嬉しかったけど、1日中忙しかった

また、中学受験する場合は、受験直前期となるため、更に忙しくなります。

家族全体のスケジュールを考えると、毎年秋が一番忙しい時期になります。

秋の大会参加に向け気をつけていること

  • イベントが多い時期なので、早めに予定を立ててイベントの重複を回避
  • 気温差が出る時期で風邪が流行り始める時期なので、体調管理に注意

冬の大会(12〜2月)

年が明けると多くの都道府県で新年の水泳大会が開催されます。

色々な種目に出て楽しむ意味合いが強い大会です。

その後は、春のJOC参加に向けた大会が開催されます。

春のJOC出場を狙う人は本番です。

冬の大会例

・新年大会

・地区大会

・春JOC予選会

冬の大会は会場周りが寒いです。

暖かい格好でいきましょう。

参加標準記録が無いので、昔から出場できているよ。

冬の大会参加に向け気をつけていること

  • 朝の早い時間に集合する場合、寒さで体が固まってしまうので、できるだけ暖かい格好で行く
  • 寒暖差が大きいので、体調管理を徹底
  • 手洗いうがいをする
  • 家族も体調管理に気をつける

大会前に家族で風邪を引いて参加することができなかったこともありました。

家族も含めた体調管理の重要さに気付かされました。

まとめ

競泳選手コースの子供がいる家庭では1年を通じて様々な大会に参加し、忙しい1年を過ごすこととなります。

他の家族の予定も調整しながら大会参加することとなります。

季節ごとの大会の特徴のおさらい

季節代表的な大会特徴
春季地区大会
春のJOC本大会
大会の数はそこまで多くない。環境が変わる時期。
市町村開催大会
夏のJOC予選会・本大会
標準記録を突破すると大会が集中する時期。
クラブによっては夏の合宿など集中練習がある。
中高生のメイン大会と重なるので、初級小学生の場合は大会数が減る可能性が高い。
秋季地区大会水泳以外にも音楽会・運動会などイベントが重なる時期。
大会と重複しないようスケジュール管理が重要。
冬季地区大会
春のJOC予選会
年明けからコンスタントに大会がある。
寒い時期なので体調管理に注意。
年末年始はクラブによっては集中練習がある。

大会に参加する場合、直前期は集中的に練習したいので、泊まりの旅行など練習を休まなくてはならないイベントは極力避けたいところ。

我が家の場合、1〜2月、5〜6月、9月の大会直前期を避けた週末に泊まりのイベントを入れるよう工夫しています。

「ピンポイントでここしかない」という感じになるので、年間スケジュールを把握して早めに企画することで競泳との両立をしています。

いつも3ヶ月先の予定は立っているね

出場予定大会を把握し、他の家族のイベントと両立させることで、充実した競泳ライフを送ることができます。

子供も親も全力で楽しみながら目標達成していく。

忙しいながらも充実した選手コース生活を送っていきましょう。

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この記事を書いた人

Take Your Marks 管理人のしぶきです。
水泳選手コースの子供を応援する親目線で学んだことを発信していきます。
これから選手コースに入ろうとしている方、選手コースで頑張っている方の親御さんのお役に立てれば幸いです。

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